IATAディプロマ(国際航空貨物取扱士)の 3月試験が近づく中、金曜日から3日間、某専門学校で試験対策講義を実施。
例年、後期授業でやっている通常科目とは別に行う特別授業だ。
(我々は特訓と呼んでいるが。)
この学校は近年、IATAディプロマ取得に力を入れている。
私が講義を受け持って確か4年だったと思うが、これまでは全員合格だったはず。

IATAディプロマ試験では、試験実施団体(IATA)より送られてくる、「OAG & TACT」という資料集を持ち込むことができる。
この資料集を使って解く問題がほとんどで、また、この資料集は自分で学習の結果として「作り込んだ」ものを持ち込んで構わない。
「資料を見て解いていいなら、簡単だよね!」と思う人もいるだろうが、さにあらず。
3時間の試験時間のうちに100問を解かねばならないので、なんでもかんでも資料集を見て解こうとすれば時間が足りないわけだ。
日本の試験は「とにかくなんでも覚えておく」ものがほとんどだが、実務系の試験なら、IATAディプロマ試験のような形がふさわしいのではないか、と私は思う。
実際の実務の現場でも「わからないことはデスクサイドの資料で調べる。しかし、なんでもかんでも調べるようでは仕事が回らないからダメ。」なわけだから。

それはさておき、こういう試験であるから、今回の特訓も問題演習をしながら、資料集の作り込みの方法を指南していく形で実施。
例題を解いていきながら、「これはここに情報がある」と資料集にラベルシールと付箋を付けていく。
資料集が紙片だらけになっていく(後で、不要なものは除去する)に従って、解ける問題が増えていくのは気持ちよさそうだ。

試験実施日は3月3日(団体受験なので、一般受験とは日が違う)。
どうか今年も全員合格できますように!