今日はあべのハルカス美術館でやっている「高野山の名宝」展に。
前から行きたかったのだが、今週末で終わるというので、あわてて会社を休んだ。
(土日だと大混雑だというので)

ご存知のとおり、高野山は弘法大師空海が開いた真言宗の総本山、金剛峰寺があるところ。
今回の展示は開創1200年になるのを記念してのイベントだそうだ。

さすが「山の正倉院」とも言われるだけあって、展示されているものの多くは重要文化財とか国宝。
実に見ごたえがある。

私はそんなに美術がわかる方じゃなく、ただの仏像を見るのが好きなだけの人間だが、運慶、快慶クラスになるとやっぱり技術が上だというのはわかる。
たとえば、今回の目玉の1つ、八大童子像だが、8体のうち6体は運慶作だが、2つは後に補われたもの。
これが明らかに6体と2体で作風も迫力も違う。

じゃあ、運慶、快慶以外の作のものは大したことないのかというと、さすがは高野山、そんなことはない。
今回、私は大日如来坐像(平安初期の作)にすごく魅かれたのだが、私の後で見ていた老夫婦も「うわぁ、これはいいわぁ」としきりに関心していた。
それだけの魅力を持った作品だということだ。

他にも、快慶作の孔雀明王坐像、執金剛神立像といった教科書に出ているレベルのものも多く、大満足であった。
でも、これだけ主要な諸仏な出てきていると、肝心の高野山は空っぽになってしまわないんだろうか?
そんな心配をしてしまったりして(笑)

「高野山の名宝」展