この週末は、神戸・六甲山に軽登山。
六甲山は関西の人にはおなじみの山。
標高は931mと低山で、また山頂まで自動車で行けるので容易い山と思われがち。
しかし、実は急峻な場所もあるので、滑落や遭難もしょっちゅうあり、とくに一人登山のときは油断できない山だったりする。

芦屋ロックガーデンの登山道今回、私が登ったルートは、一番一般的な登山口である阪急芦屋川駅からのルート。
駅の標高が32mなので、ほとんど山の標高分を登る必要がある。
多くの山の登山口が山の中腹あたりであることを思えば、高さだけでも、そしてその結果として、歩行距離もそれなりにあると言える。

登頂開始(芦屋川駅を出発)は9:20。
高級住宅地を抜け、本格的に登山道に入るポイントである高座の滝を過ぎると、いきなり難所である芦屋ロックガーデンに。
岩場の細い道でうっかり足を踏み外すと滑落の危険があり、場所によってはよじ登る必要があるところも。
しかし、一気に高度を稼げ、また、岩場である分、木が生えていないので、途中ポイントである風吹岩から振り返れば、大阪湾が視界に大きく広がって気持ちがいい。

ロックガーデンを過ぎると、山道に入る。
実は今回の目的は、登山用スティックの2本使いの練習。
これまでは1本使いだけだったが、最近は2本が主流のようなので練習してみようと思った次第。
六甲山山頂岩場ではむしろ使えないが、山道では思った以上に2本使いは悪くない。
平地や登りでは、スティックで歩みをサポートして楽になるし、下りでは行き過ぎるのを止めるのに役立つ。
とくに、登りの終盤、だいぶ疲れているところ、階段道が続く場面で、身体を持ち上げるのに役立った。

六甲山山頂に着いたのは12:20と、ちょうど3時間だった。
景色は南側(大阪湾方面)、北側(三田方面)に広がっている。
※神戸方面の景色は、もう少し西側から。
山頂で昼食を摂った後、13:00に山頂出発。
帰路は有馬温泉方面の魚屋道(ととやみち)と呼ばれるルートに進路をとる。
ここは古くからある道で、傾斜も緩やか、道幅もけっこうあって歩きやすい。
2本スティックの効果が如実に現れてスイスイ進める。
ただし、林の中の道なので風景的には面白味に欠ける道ではあるのだが。

有馬温泉の入口(裏口だが)は標高約450mだが、そこに到着したのが14:00。
汗を流すには当然、有馬温泉に。

有馬温泉の天神源泉昼食を含めて、5時間弱と手頃な山行きであった。
六甲山はいろんな登山ルートがあり、それぞれに特徴や面白さがある。
また、六甲山系と範囲を広げると、必ずしも六甲最高地点を踏まなくても、景色や山道そのものをもっと楽しめる道もある。
これからの行楽シーズン、「近いから」「どうせ車で山頂まで行けるから」と軽く見るのではなく、自分の足で登ってみるのがいいと思う。

 

山ごはんの準備

山頂から大阪湾方面