今年最初の登山は、初日の出を拝みに三重県・鈴鹿連峰の御在所岳(標高1,212m)に。
もっとも、登山と言っても山頂付近までロープウェイがあるのだけれども。

元旦2時頃に家を出て、近鉄四日市駅に着いたのは4:30。
ここから湯の山線、バス、ロープウェイと乗り継いで、山頂付近に到着したのは、東の空が少し赤くなってきた6:00。
山頂付近の気温が-6℃、積雪は約30cmと地上と比べて随分寒いが、山頂駅で振る舞っていた甘酒で少し身体を温める。
その時間には、日の出見物の名所である広場、朝陽台は既に人で一杯だったので、少し移動して山道から東に開けた場所に出て待つことにした。
周りの樹々は樹氷の彩られているが、意外にも日の出前でも周りは見えるだけ明るく、また、風がないせいか防寒着のおかげで凍えることもない。

日の出時刻まで待つこと1時間、7:00頃になって東方のとくに赤身が強い部分、伊勢湾から太陽が頭をだしてきた。
いっせいにどよめき、快晴の空に昇る初日の出のご来光にカメラのシャッターを切る見物客達。
元日の太陽は思ったよりも早くするすると昇って行く。
この時点で朝陽台ではなく、ここで見物することにしたのが「アタリ」だったことがわかる。
朝日を浴びて、樹氷がピンク色に染まっているだけでなく、ここからなら見える南隣の山、鎌ヶ岳の山肌までピンクに染まっているのが一望。
このように朝焼けで山が赤く染まることを、山用語で「モルゲンロート」とか「モルゲンローテ」というが、これだけ綺麗なのを見ることができたのは初めてだ。

感動の風景を見ることしばし、周りの初日の出見学の人々が下山しようと移動を始めたので、私もその頃には空いてきた朝陽台に移動。
名所である鳥居の間より昇りゆく朝日の写真を撮ることはできた。

下山のロープウェイは大混雑だが、それを横目に私は御在所岳の最高地点を目指してアイゼンを履く。
そこまで行く人はあまり人はいないが、道がいいので雪を踏んでサクサクと歩くことができ、約20分で一等三角点のある「山頂」と呼ばれる地点に。
ただし、ここはイマイチ展望が良くないので、さらに琵琶湖を見ることができ、実はここが最高地点であるピーク点である望湖台に移動。
ここからは西方を見ることができるが、目の前には雨乞岳(1,238m)、さらに向こうには琵琶湖を挟んでやはり山頂付近に雪を頂いた比良岳、武奈ヶ岳まで望むことができた。
あとは今年の良い山行ができるように、別のピーク、御嶽大権現で祈願して下山。
ロープウェイ山麓駅に着いたのは11:00。
湯の山温泉駅近くにある温泉施設で身体を温めて戻った。

ほぼ無風、快晴、霧も出ていないという、これ以上のないコンディションで、こういう日に登ると冬山登山の魅力がわかるというものだ。
またいい登山ができればいいなぁ!

伊勢湾より頭をだした初日の出=山頂より望むご来光。

朝日を受けてピンク色に染まる、
モルゲンロート状態の鎌ヶ岳、雲海、樹氷。
初日の出とモルゲンロートの樹氷。
縁起の良い絵柄(?)っぽいので、スマホの待ち受けにどうぞ。
朝陽台にある鳥居の間から昇る初日の出。
これも縁起よさそうな絵柄(?)なので、よかったら待ち受けにどうぞ。
御在所岳一等三角点。見てのとおりの快晴。
ここで、朝食でカップそば+おにぎりを食す。

ピークの1つ、望湖台から西方を望む。
目の前の山は雨乞岳。
山と山の切れ目から琵琶湖がかすかに見えたが写真ではわかりにくい。
右手奥遠くに雪を頂いた比良山系が見える。
ロープウェイ山麓駅付近から見る御在所岳全貌。