尾道造船所11月3日の祝日、広島県尾道にある尾道造船で開催された進水式の見学に行ってきました。
命名前なので「第733番船」と称されている石油製品運搬船(プロダクトタンカー)です。
総トン数44,400トン、全長219.0メートル、幅38.0メートル、深さ19.5メートル、載貨重量トン数約79,600トンもある大型船です。
(先日、神戸で見学した船と同じくらいの大きさの船ですね。)
最新の船として、安全性や環境に配慮し、さらにコスト削減のためのメンテナンス性を求めて設計されています。
また、幅38.0メートルはパナマ運河の拡幅後のサイズに対応しているものです。
尾道高校吹奏楽部進水式はどこも華々しく実施されますが、今回は祝日に開催されたからか、一種のお祭りの様子を呈していました。
見学者には紅白の餅が配られ、地元の高校である、尾道高校吹奏楽部の演奏、如水館高校チアリーディング部の演技が華を添えました。
今回も船台式の進水式で、神戸では船の胴体部横で見学したので、今回は船首方向から見学することにしました。
私が見学したスポットの船を挟んで向こう側が式典会場だったので、式典の詳細を見ることができなかったのが少々残念でしたが。
(式典の進行は、会場全体にスピーカーで放送されました。)
船首側から式典の手順は基本的に神戸のときと同じでした。
今回の船主はGlobal Energy Maritime Co., Ltd. という台湾の会社(船籍はパナマ)でしたので、台湾と日本の国歌が演奏されます。
ただ、あると思った「命名式」がなかったような?
私がアナウンスを聞き逃したのかもしれませんが、式次第にも「命名式」と書かれていませんでした。
動画を見ればわかるように、船首の船名を隠す横断幕が外されなかったですし・・・
進水後の船の船尾には「GEM No.3」と書かれていたのですが、これは仮の名前なんでしょうか?
それはさておき、進水主任が進水準備完了報告を行うと、支綱切断です。
ゆっくりと動き出したかと思うと、一気にスピードを上げて船台を滑り降りていきました。
作業直前に船台に散水されました(埃が舞わないようにとのことです)ので、水飛沫を上げながら滑っていったのが印象的でした。
10mほど進むとくす玉が割られ、また、花火が上がるという景気の良さで、大勢参集した見学者からは大きな拍手が起こりました。
やっぱり、進水式する船が滑走していく様子は感動的ですし、見ていて気持ちいい!
ほんと、見たことのない方には、一度は見ることをオススメするイベントです。(I)