各講 補足説明・テスト対策

第1講

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第1講では、IATA代理店となる要件について説明いたしました。
その中で「IATAディプロマ有資格者が一定数以上いること」がその要件として挙げられていますが、現在の要件としては各拠点に2名以上置くこととなっています。
拠点とは、航空運送状(Air Waybill)を発行することのできる営業所、貨物の搭載準備をする営業所を意味します。

例えば、大手の航空フォワーダーや国際宅配会社は東京都内に数箇所の物流拠点を持っていますが、そのそれぞれにということになります。
ただ、荷物/貨物を受取るだけの営業所では必要とされません。

IATA代理店となるには、1年以上の航空貨物事業の経験が必要とされます。
IATA代理店でないのに、航空貨物事業の経験をどうやって積むのかというと、IATA代理店のさらに代理店(これを「サブ・エージェント」と言います)となるわけです。
航空運送による貨物取扱量が増えている現在、サブ・エージェントから正規IATA代理店となることを目指すところも増えると思われます。

□第1講は、IATAからのテキストでは下の部分に該当します。
TEXTBOOK
「Module1 INDUSTRY REGULATIONS」
「Module2 THE AIR CARGO AGENCY」

別冊資料集には、以下のポイントについて追加説明を掲載しています。
・IATA貨物代理店(Cargo Agent)とはどういう役割をもつのか。
・航空貨物運送に関係する主要な団体
 

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