2015年10月鹿児島旅行 温泉編

栗野岳温泉

栗野岳温泉。 西郷さんが湯治をしたとのこと。

旅行サイトの懸賞で鹿児島・霧島温泉のペア宿泊券が当たった。
定年退職を迎える母親へのお祝いに夫婦で行っといでとプレゼントにしたかったが、当選者当人がいないとだめとのこと。
なので、私1人分を加えて家族3人での旅行に。

九州への旅行には船が楽。
今回は神戸からフェリーで宮崎に渡る。
私が九州に行くといつも天気が悪い・・・orz

初日、まずは栗野岳温泉。
西郷隆盛ゆかりのこの温泉には、南州館という一軒宿があり、複数の泉質の湯殿があるが、今回入ったのは単純硫黄泉である桜湯。
だが、ここの目玉は裏手の山に広がる「八幡大地獄」と呼ばれる源泉地帯。
足元に熱湯・熱気が吹き出る穴がぽこぽこ開いている、ある意味「危険地帯」。だが、それがいい。
ただ、写真をとっても湯気が覆っていてなんの写真かわからないのが残念。

霧島温泉の町並み

霧島温泉の町並み。温泉の湯気でもうもうとしている。

宿泊地の霧島温泉は言わずと知れた有名温泉。
町のいたるところで温泉の噴気が上がっていて、また、町全体にほのかに硫黄臭が漂っていて心地良い。
お約束の温泉卵も、足湯もよい。
源泉地帯はやはり「地獄」になっていて、荒涼とした雰囲気を見るとワクワクしてくるのは、温泉好きの性分というやつで。
ほんとうは湯巡りをしたかったが、到着時間が遅かったので宿の温泉にしか入れなかったのが残念。
また来ることになるだろうなーと予感。

 

新湯温泉

新湯温泉 新燃荘。硫黄泉で皮膚病に効くとのこと。

翌日は、一転して良い天気。
ちょっとした登山をした後に、汗を流す場所として選んだのは、秘湯として有名(矛盾するが(笑))な新湯温泉新燃荘。
乳白色の単純硫黄泉で、アトピーや水虫などに効果があるという。
湯治部には客が絶えないそうだ。
実は、ここには10年ほど前に来たことがあり、そのときはどこかの大学のクラブ合宿で貸切とかで入浴できず、残念だった思いがある。
今回、入浴できて大満足。

やっぱり鹿児島は温泉の宝庫。
帰りの鹿児島空港にすら足湯の温泉があってすばらしい。
さすがに今回は両親帯同なので、一人旅のように温泉ハシゴはできなかったが、道中には「こんなところにも温泉が!」と思うことしきり。
大阪からはけっこう安価に来れることがわかったので、また近いうちに来ることになるだろうな、いや、来るぞ!と思う。

塩浸温泉。

塩浸温泉。日本での新婚旅行の元祖といわれる、竜馬・おりょうの像。ここで竜馬は湯治をしたらしい。