語学学習にゲーム要素を入れる

今日は当社と関係のある語学講師の先生方と情報交換会。
テーマは「語学学習へのボードゲーム/カードゲームの活用」。

いわゆるスクール学習ではなく、少人数グループ学習では、話す人と話さないの差が出てくることや、表現がありきたりになってしまうことがある。
そこで、ゲームによって「シチュエーションを文章化する」、「人に説明する」、「人の考えに意見を出す」ことを促す方法を、私から提案してみるというのが趣旨。

今回使ったゲームは「キャット&チョコレート 日常編」、「黄金体験」、「Dixit」の3つ。
いずれも会話をしなければ成立しないゲームだ。
それぞれの詳細は、ここに書くよりはこちらを見てもらった方が早い。
・キャット&チョコレート 日常編
http://saikoro-table.com/2016/…/17/catandchocolate-nichijou/
・黄金体験
http://www.tgiw.info/2017/03/goldexp.html
・Dixit
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-1222.html

皆さん、Dixitは特に気に入った様子。
不思議なテイストの絵にお題をつけるのだけれども、なんとでも解釈できる絵について「なぜこの絵にそんなお題がつくのか」で各人の個性が出るところがいい。
答え合わせでそのお題を付けた理由の説明を各人がする、つまり、説明をしなければならないのが語学学習のツールとして使うポイント。
元々、海外のゲームなのでその気になれば英語版も買える。
(というか、ことこのゲームに関しては言語はなんでも使える。)

いずれのゲームも、子供から大人まで楽しめるし、全員に親(Dixitでは”語り部”と呼ぶ)が回ってくるので、普通のディスカッション形式では腰が引けて会話に入ってこれない人でも無理矢理にでも話さなくてはならないというのが大事だったりする。

今日の経験を先生方それぞれがうまく使ってくれたらいいなぁ、とボードゲーム/カードゲームが好きな私としては願うこところ。

Dixitをプレイ

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