雪のない冬の比叡山

冬らしく雪山に登りたいが、関西はちっとも雪が積もらず、霧氷もできず。
しかし待ってるだけでは体力が落ちるということで、この週末は比叡山に登りに行った。
 
比叡山にはもう何度登ったかわからないぐらいだが、よく考えたらいつも(ほぼ山頂の)延暦寺までで、山頂まで行ったことがない。
そういえば山頂ってどこだ?ということで今回はピークを極めてみようと思いたった。
比叡山は大比叡(標高848.3m)と四明岳(標高838m)の双耳峰で、四明岳の山頂は冬季休業中のガーデンミュージアム比叡(有料施設)の中にあるのでピークは踏めない。
従って、今回は大比叡の山頂のみを目指すことになる。
 
比叡山へのルートはたくさんあるが、今回は滋賀県・坂本の日吉大社の横手からの道を選ぶ。
いつも行く無動寺谷ルートは修行道なので身が引き締まる雰囲気があるのだが、今回のルートは道も広く距離も短め、登り返しもないのでハイカーも多く、軽快な印象がある。
9:30頃から登り始めて11:00頃には延暦寺に到着したので、まあ、軽ハイキングといった程度。
 
例年のこの時期なら、延暦寺あたりまで来ると雪が積もっていて、堂宇の軒先にはつららがかかっているのだが、今年はそれもなし。
気温も春のようだったので、リュックに入れてきたULダウンも出さないどころか、マウンテンパーカーも脱いでしまうほど。
去年といい、今年といい、暖冬もいいところだ。
一瞬、粉砂糖みたいな雪が降ってきたが、雪らしい雪を見ることができたところと言えば、木陰で日が当たらないところに残ったものだけで物足りない。
(そういう意味では、雪は降るのは降ったらしい。)
 
さて、延暦寺から山頂へは初めてということで、登山地図を見ると、延暦寺阿弥陀堂の裏手からの道がそうらしい。
いつも横を通るのに全く見落としていたが、そこからほんの標高差50mほど上がっただけのところが大比叡山頂だった。
気が抜けるぐらいあっという間に到着したのだが、山頂付近は樹木に覆われていて眺望は全くなし。
申し訳程度に山頂を示す看板があったが。
なるほど、色んな人の山行録でも比叡山山頂はあまり話題に上がらないのはこういうわけか。
ただ、三角点は一等三角点なのでここはちゃんと踏んでおいた。
 
下山は京都方面・雲母坂ルートへ。
このルート、前回通ったときは道がV字型に大きく抉れていたり大きな段差ができていて歩きにくかったのだが、どうやら道を付け替えたらしく苦労のないコースになっていた。
その一方で落葉がけっこう積もっていて、落葉ラッセル(大袈裟)をしなければいけない。
落葉の下に浮石はないか、尖った石とかはないかとちょっと緊張。
ただ、これだけ落葉があるのだったら秋には紅葉がすごいだろうなと。
今度はそういう時期に通ってみよう。
 
下山して修学院駅に到着したのは14:30頃。
総距離約14kmでまあほどほどの体力維持のハイキングだった。

日吉大社と横の登山道入口。

延暦寺到着。根本中堂は改修中なので寄らず。

延暦寺阿弥陀堂裏。積雪はせいぜいこれぐらい。

大比叡山頂。一等三角点が目立つ。

なぜか一か所だけ氷柱ができていた。下草を氷が覆っている面白い光景。

趣味・日常

前の記事

ドイツ最高峰へ