意外なところに信仰の山(交野山)

このGW最後の晴れ日になりそうな今日は、生駒山地の北端、交野山(標高341m)に軽ハイキング。
交野市(かたのし)にあるが、山の名前は交野山(こうのざん)。
YAMAP(山情報サイト)で見つけければ知らなかった山だが、手軽に登ることができる山として地元の人には知られているとのこと。
周辺の山を含めていろんなコースがある山だが、今回は初めての山ということもあり一番わかりやすい、学研都市線津田駅から、七夕伝説に由縁のある機物神社、源氏の滝を経由するコース。
 
道はよく整備されているので、登ること1時間であっという間に山頂に到着。
山頂は観音岩と呼ばれる古代から信仰の対象となっていた巨岩が一つ聳え立つ面白い形。
それゆえにその岩に登ると全周を眺めることができる。
目の前は交野市から枚方市の街並み、遠くにはポンポン山やあべのハルカス。
そういう面白い光景なので、今日の山頂付近は思ったよりも人がいた。
 
下りは別ルート、石仏の道と呼ばれている道に。
室町時代頃の摩崖仏がいくつもあるのは、やはり信仰の山ということか。
 
たいした特徴のない里山かと思っていたが、なかなか無いほど野鳥の声が濃い楽しい山だった。
相変わらず姿を見つけることはほとんどできなかったが、ホトトギスやキビタキなど綺麗な声で癒されるわ~。
ちょっと負荷が軽すぎたので、次ここに来るときはもうちょっと長いコースを作ってみよう。

機物神社。

想像していたよりも立派だった源氏の滝。

山頂すぐ下の岩には大日如来の梵字が掘られた岩がある。

山頂に立つ!記念撮影したい人でまあまあ順番待ち。

山頂の岩から枚方・交野市方面。

石仏の道、摩崖仏阿弥陀三尊像。