何もかも 皆 懐かしい(宇宙戦艦ヤマト 全記録展)
なんばSkyOで開催中の「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」に行ってきた。
私は世代的にど真ん中で、会場にいた人も同世代っぽい人が多い。
まさにおっさんホイホイ(笑)
全記録とは言っても、ほとんど1974年から放送の第1作の内容で、放送前の企画段階の資料、また第1作各話の解説とともに数多くの設定図やセル画などが展示されている。
「ヤマト」は当時のアニメにしては異例の詳細な設定がなされているので、第1作分だけでも展示内容が豊富。
企画段階のものを見ると、放送時点のものとデザインも設定も大きく異なることがわかるが、これは松本零士がスタッフに入ったことによるというのが興味深い。
設定画やセル画だけでなく巨大なヤマトの模型など興味深い展示が沢山だったが、「さすが」と思ったのが、印象的な音響を出してくれるもの。
ヤマトは第1作の主題歌(歌:ささきいさお)は作詞:阿久悠、作曲:宮川泰と音楽に力が入ってるのだけれど、音響効果も波動エンジンの駆動音や波動砲の発射音など、今でも思い浮かぶ印象的なものが多く、ボタンを押すたびに「おおーっ!」と感じにさせてくれた。
当時のグッズの数々の展示も面白い。
小さな(12cm程度)プラモデル(メカコレシリーズ)の箱が並んでいたがこれは、私も子供の頃よく作ったので懐かしい。
たしか当時は1個100円だったような。
ただやっぱり残念だったのはほとんど第1作のものだったこと。
私は第2作(宇宙戦艦ヤマト2)が好きで、その映画版(さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち)のラストで主題歌「ヤマトより愛をこめて」(歌:沢田研二)な流れると思わず涙がこみあげてくるぐらいなのだが。
ちなみにグッズ販売には手をつけませんでした。
(きりがなく散財しそうだったので)
缶バッジの「馬鹿めと言ってやれ」(わかる人にはわかる)バージョンなら買ってもいいかなーと思ったのだけどあいにく売り切れ。
なお、宇宙戦艦ヤマトシリーズは2012年からリメイクシリーズが展開されているのだけれど、これは旧作を存分にリスペクトしつつ、デザインや設定(旧作にはいろいろ無理もあった)がリファインされているのでおすすめ。
とくに旧作の2にあたる「2202 愛の戦士たち」は上述の「ヤマトより愛をこめて」が超効果的な場面で使われていて涙腺崩壊します(笑)
あ、実写版は見なくていいです。

初期の設定。公開された本編と比べるとかなり違う。

昔のSFアニメによくあった透視図を立体化した巨大模型

沖田館長名言集