講座の内容について頂いた質問への回答です。

○受講するには、どれぐらいのレベルの知識が必要ですか?

(貿易実務講座)
当講座は、「貿易とはなにか」という基礎から学習できるものになっています。
これまで貿易取引に関わったことがなく、 現在は知識はないという方であっても大丈夫です。
これから貿易を始めようという方、貿易部門、海外取引部門の担当になり知識・スキルを身につけなければならないという方の学習教材として大いにご活用いただけます。
もちろん、海外取引をしている企業への就職を考えている学生の方にもおすすめです。

(国際航空貨物取扱士講座)
これまで航空貨物運送に関わったことがなく、 現在は知識はないという方であっても大丈夫です。
当講座は、「航空貨物運送とはなにか」「航空運送の流れ」や航空運送用語といった基礎から学習できるものになっています。
講座は、先輩から新入社員への研修というシチュエーションのストーリー仕立てになっており、これから航空貨物運送の勉強をされる方と同じ目線です。
IATAディプロマ試験においても、なんらかの資格要件、学歴や職歴を必要としませんので、どなたでも受験できます。
現在、航空貨物を含む国際運送業界、貿易業界におられる方はもちろん、そういった企業への就職を考えている学生の方にもおすすめです。

○受講して期待できる効果・到達レベルは?

(貿易実務講座)
お1人で通常の貿易取引を担当できるレベルに到達することを目標としています。
貿易の流れを理解し、貿易事務に必要な知識の把握し、書類作成ができるようになるスキルを身につけているレベル、さらに、貿易取引に潜むリスクを理解し回避を図ることができるレベルとなれるように、講座を構成しています。
そのために当講座では、いわゆる「教科書どおり」の取引方法だけでなく、実務の現場ではどのように行われているかについても解説しています。
また、ビジネスとして大切な「リスク管理」の面については解説に力を入れています。

○応援メールとはなんですか?

受講者の皆様には、毎週1回(原則)、学習進捗度のお知らせをするメールをお送りしており、これを「応援メール」と読んでいます。
応援メールの内容は、講座内容についての補足説明、各種検定・試験の対策情報を盛り込んだものとなっています。
また、業界の最新動向などの記事なども掲載しており、学習フォローアップと実務能力をアップさせる情報が満載です。

○サブ教材とはなんですか?

より効率的に学習するため、また、よりステップアップするためのツールです。
貿易実務用語、貿易英語表現集のデータベース、英文レターサンプル、貿易書類サンプルは、学習を進めて行く中で、確認したいものがあった場合にお使いいただけます。
また、貿易実務の知識・スキルをよりステップアップさせるための補足説明としてのコラムも掲載しています。

○講座の内容についての質問は受け付けてもらえますか?

質問は、Eメールでお受けし、回答いたします。
ただし、講座の内容から離れたご質問(普段の業務で起こっている問題についてなど)についてはお答えしかねますので、予めご了承下さい。

○テストの採点結果、正答は知らせてもらえるのでしょうか?

採点結果、正答のいずれについても、ウェブ上で即座に見ることができます。
採点画面から各設問に戻って、正答・解説を見ることもできます。

○(貿易実務講座)修了テストとはどういうものですか?

当講座は全40講で構成されていますが、全40講分の総合的な理解度を確認するためのテストをご用意しており、これを「修了テスト」と呼んでいます。
テストはウェブ上で受けることができるもので、何度でもチャレンジすることができます。
繰り返しチャレンジすることが可能です。

○(貿易実務講座)貿易実務検定に対応していますか?

当講座は、貿易実務検定の学習に大いに活用していただけ、レベルとしてはC級~B級にあたります。
(B級には、貿易マーケティングや貿易英語の一部の内容については、別の参考書にて付加的に学習していただく必要があります。)
※貿易実務検定は、貿易実務検定協会が実施している実務能力検定試験です。

それだけでなく、当講座で貿易実務のスキル・知識を身につけることで、他の資格・検定試験の学習がより効率的になります。
例えば、通関士試験、銀行業務検定・外国為替分野、IATAディプロマ(国際航空貨物取扱士)試験、安全保障輸出管理実務能力試験など、貿易に関係するものは様々ありますが、全て、貿易実務の知識がその中心にあります。
当講座では、主として応援メールにて、これらの試験・検定について、お勧めの参考書の紹介を含めた試験対策情報の提供も行っています。

○(貿易実務講座)書類演習があるということですが、その書類にはどんなものがありますか?

当講座では、貿易書類のうち、とくに輸出者・輸入者にとって重要なものについて、受講者が記入できる書類演習フォームを用意しています。
演習は、作成演習と読取演習があり、紙上、または、文字入力できるPDF上で行えます。

演習できる書類は以下の通りです。
契約書(輸出契約書、輸入契約書)、為替予約スリップ、信用状開設依頼書、信用状、貨物保険申込書、船積依頼書(S/I)、商業送り状(インボイス)、梱包明細書(P/L)、船荷証券(B/L)、輸出手形買取依頼書、保証状(L/G)、約束手形の13種類です。

○(国際航空貨物取扱士講座)英語が苦手なのですが、受講できますか?

当講座は、日本語で学べ、IATAディプロマ試験に必要な英語力が身につくように構成しています。
IATAディプロマ試験は世界中で実施され、中には英語ネイティブではない国も多くありますので、IATAディプロマ試験の問題の英語はそれほど難しくありません。
また、本講座の演習問題は試験で出題される形式を意識したものになっていますので、学習を進めていく中で十分な力がつきます。
当講座の主要コンテンツは、インターネット上で学習する「本体コンテンツ」と、冊子である「別冊資料集」です。
本体コンテンツでは、最初は日本語で解説し、徐々に英語のパートが増えていく段階的な学習、演習問題も1回目は日本語で、続く2回目は英語で出題する形になっています。
また、「別冊資料集」では、試験で出題される航空貨物運送に係る概論的な内容について、日本語でのポイント解説をしています。
IATAより送られてくる英文テキストにおける項番号も記載しておりますので、英文テキストを参照することで、日本語で学習して、さらに、英語での表現について理解をすすめることができます。

○(国際航空貨物取扱士講座)演習があるということですが、どんなものがありますか?

当講座の本体コンテンツでは、IATAディプロマ試験で出題される計算問題を意識し、学習画面(ウェブ画面)上で受講者が入力し、その後、回答・解説を進めていくシミュレーション式の演習を数多く用意しています。

航空時刻表を用いての運送スケジュールの組立て、運賃計算の方法、航空運送状(Air Waybill)の作成など、段取りを追わなければ正答を導き出せない問題について、実際の試験での解法をイメージしながら理解できるようになっています。

○(国際航空貨物取扱士講座)確認テスト、前半/後半テスト、 本体コンテンツ総合テスト、模擬試験とは?

当講座の本体コンテンツは、全26講で構成されていますが、そのうち、テキスト講22講(コマ)のそれぞれに、その講のレクチャーで出てきた内容の理解度を確認するためのテストがあります。
これを「確認テスト」と呼んでいます。
また、前半11講分、後半11講分の理解度を確認するためのパート確認テストを「前半/後半テスト」、 本体コンテンツ(ウェブコンテンツ)全講の総合的な理解度を確認するためのテストを「総合テスト」と呼んでいます。
さらに、本講座全般の内容についての理解度とディプロマ試験対策の模擬試験を「模擬試験」と呼んでおり、これは修了条件の判定テストとなっています。
全テストとも、ウェブ上で受けることができるもので、何度でもチャレンジすることができます。
問題は出題数よりも多く用意されており、模擬試験以外は出題順はランダムです。
正答順を覚えることができませんので、繰り返しチャレンジすることで、より理解を深めることができます。

○(国際航空貨物取扱士講座)上級コース、危険物コース用の講座はありませんか?

現在のところ、IATAディプロマ試験・基礎コース受験を目的とした 講座のみ開講しています。
上級コース、危険物コース用の講座は現在のところ開講しておりません。
予めご了承下さい。