各講 補足説明・テスト対策

第4講

<テキスト>

第4講では、地理的な要件に関するCodeについて学習しました。
世界を3つに分けたIATA Area Codeは、今後も出てくる重要なものです。
とくに、後半のレクチャーで行う運賃計算において、出発地、到着地がどのAreaになるのかを、Sub-Areaまで判別する必要が出てきます。

空港について、成田と羽田、大阪(伊丹)と関空、千歳と丘珠が同じ都市にあるものと述べました。
同じように、名古屋と中部国際(セントレア)も同じNagoyaにあります。
しかし、福岡空港と北九州空港は別の都市にあるとされていますので注意しましょう。

テキストでは、暗記して都市名をFull Nameで解答する問題が出題されることがあると記述していますが、これは以前の話です。
ディプロマ試験では数少ない暗記物の問題で、かつ、覚えるべき都市も多く大変でした。
ここしばらくは出題されておらず、出題形式もマークシートになりましたので、Full Nameで解答させることはないでしょう。
しかし、TEXTには地図が付属されていますし、白地図を示して選択肢で都市名を選ばせる問題はありえるかもしれません。

用心のために、都市名の記憶もしておきたいという方には、テキストにもあるとおり、クイズ問題を出題するゲームを用意しています。
なお、都市名をある程度覚えておくことは、ディプロマ試験とは別に、これからのお仕事でも役立つかと思います。
http://www.globalbizgate.com/lpd/ac01/game.html#city

□第4講は、IATAからのTEXTBOOKでは下の部分に該当します。
「Module3 WORLD GEOGRAPHY」(Lesson3を除く)

ただ、このUNITは持込み資料であるTACTの使い方についてのものですので、特段、TEXTBOOKを読み込む必要はありません。
ざっと目を通すぐらいで十分でしょう。

<確認テスト>

ディプロマ試験において、本講の地名に関するコードの読取りはやはり必須のスキルです。
航空時刻表の読取り、航空運賃の計算などあらゆる出題で必要となりますし、Code←→地名の読取が単独で出題される場合もあります。
試験では結構得点配分が多く、その割に難易度の低いパートですので、得点源といってもいいでしょう。

地名に係るCodeは 基本的には持込み資料である TACT に掲載されていますので、これも覚える必要はありません。
ただ、地名に関するCodeはTACT内で参照項が多いのが特徴です。
どこを探せばいいのかを押さえておかなければ、時間を浪費してしまいます。
OAG同様、「必要な情報のありか」の見付け方に慣れておいて下さい。

なお、地名に関するものとしては、本講だけでなく、第10講の国別・空港別の規制・規則を調べなくてはならない問題では、そもそもどの国・都市のことなのかわからなければ解答もおぼつきません。
このセクションの内容が簡単だからといって油断は禁物です。

 

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