各講 補足説明・テスト対策

第21講

<テキスト>

第21講では、航空運送状(Air Waybill、AWB)について、その性質や役割等について学びました。

第13講以降、計算演習的な内容が続いてきましたが、この講においては少し概論的な内容です。
Waybill には航空運送状(Air Waybill)と、海上運送状(Sea Waybill)の2種類がありますが、AWBの方が先輩です。
海上運送もコンテナリゼーションで運送時間が短くなったことから、海上運送状も一般的に使われるようになってきました。
(海上運送状自体は昔からありましたが、かつては一般的ではなかったという意味です。)

こういった内容は、そもそも航空貨物運送や貿易に携わる人であれば理解しておかなくてはならないものです。
特に、AWB が有価証券ではない(No Negotiable)である点については重要です。
海上運送にもっぱら用いられる「船荷証券(B/L)」との比較など、幅広い学習でより理解が深まります。

□第21講は、IATAからのTEXTBOOKでは
下の部分に該当します。
「Module11 THE AIR WAYBILL」Section1〜3

しかし、このオンライン講座の内容で十分にカバーしており、特段、TEXTBOOKを見なくとも大丈夫です。

<確認テスト>

今回は、航空運送状の性質・役割についての問題でした。

この講の内容は、問題数としては多くありませんが、過去問では常に出題されています。
主としてAWB の機能、○通目の役割について問う問題です。
中には「○○に引き渡されるものは何色か?」といった問題も出題されています。

AWBそのものについての内容(役割や意義など)は試験問題中、前半部分になります。
該当部分は、試験で持込みすることができる TACT を見るのがよいでしょう。
TACT Rules Section6(Page91〜)になりますので、ざっとでも内容を確認しておいて下さい。

また、House Air Waybill(HAWB)と、Master Air Waybill(MAWB)については、試験問題の前半で出題されています。
それぞれの性格をよく理解して、混同しないようにして下さい。

 

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