各講 補足説明・テスト対策

第26講

<総合テスト(後編)>

ディプロマ試験の後半パートにあたる内容の、少し前の過去問を使った総合テストでした。
以前の形式は記述式でしたので、今の試験よりも難しいといえるかもしれません。

実際のディプロマ試験と同様に、全て英語での出題にしてありますが、これまでの学習、演習でしっかり学習できていれば、問題なく意味が理解できたと思います。
既に述べたとおり、今の試験形式では計算問題の数が増えたため、迅速かつミスをしないで解いていくことが重要です。
度量衡や通貨のRound off、Volume Weight、みなし重量それぞれ、端数処理について間違わないようにしましょう。

また、運賃計算については、Tariff Rate Table から該当する路線(City to City)を探す必要があります。
これについては、試験会場に持ち込むことができるTACT の後半、Rate編からさがしていくことになります。
このRate編は、本物では、Worldwide編と North America編が分かれています。
そのため、試験持込み資料の TACTでも、Worldwide編が先、North America編が後と分割されています。
North America編に該当するものは、North America発のものに限らず、North America着のものも掲載されていますので、ディプロマ試験で、前側の Worldwide部分に載っていなかったといって慌てないようにしましょう。

また、AWB作成問題で出題したとおり、City CodeとAirport Codeが違う場合、通貨単位など、総合問題らしく、細かい点にも注意して下さい。

 

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