貿易実務検定B級の問題別配点 その2
今回はB級の貿易マーケティング+貿易実務英語の得点配分です。
貿易マーケティング
- 問題1
正誤式(○×式) 10問、各2点
短い文章が提示され、その記述が正しければ○、誤っていれば×を選ぶ、正誤式の問題です。
貿易マーケティングとして基礎的な問題が出題されます。
時事問題や法令に関する問題が多く出題されていますので、普段から国際ビジネスに関係するニュースをチェックしておくことが大事です。 - 問題2
2択式5問、各2点
短い文章中が提示され、その中の1部分に入る語をA、Bのどちらかで選ぶ問題です。
それほど難易度が高い問題はありません。 - 問題3
四択式 5問、各2点
選択肢となっている文、または、語から適切なものを1つ選ぶ問題です。
正しいもの/誤っているものを1つ選ぶタイプの問題がほとんどですが、少ないながら問題文が説明している語はなにかを選ばせる問題もあります。
オフィシャルテキストには掲載されていない内容、法令に関するかなり細かい内容が出題されていることがあるので、難易度が高いと言えます。 - 問題4
語群選択式 5問、各2点
文章中に空欄があり、10個の語群の中から、もっとも適切な用語を選んで回答する問題です。
他国の法制度(これは問題1~3でも出題される場合があります)に関する問題が出題されることがあり、これはオフィシャルテキストには掲載されていませんので、難易度が高いと言えます。
たとえ知らない内容が出ても、周辺の用語からなにかヒントになるものがないかを探して答えること、決して無解答としないようにすることが大事です。
貿易実務英語
- 問題1
三択式 10問、各3点
英文和訳の問題で、3つある和訳の中からもっとも適切なものを選ぶことになります。
英文和訳はC級でも出題されますが、それよりも文章が長くなります。
その分、選択肢間での違いがどこにあるのかを見つけにくく、意外と手間取ります。 - 問題2
三択式 3問、各3点
和文英訳の問題で、3つある英訳の中からもっとも適切なものを選ぶことになります。
和文英訳はC級では出題されませんので、B級で初登場ということになりますが、その割には長い文章ですので、これも意外と手間取ります。
キーポイントとなる単語をどう外さないかに気をつけながら探していくのがコツです。 - 問題3
三択式 8問、各2点
貿易用語の問題で、設問の文章が説明している用語を3つある選択肢から選びます。
この貿易実務英語の科目の中では、難易度が低い方です。
インコタームズの条件が出題されることが多いので、今一度インコタームズの条件を細かく理解しておいたほうがいいでしょう。 - 問題4
三択式 15問、各3点
長文読解の問題で、A4版1ページ程度の長文(問題文)が提示されます。
その内容に沿った設問が示されますので、選択肢からもっとも適切なものを選ぶことになります。
設問、選択肢ともに日本語です。
問題文のテーマは、貿易実務、国際ビジネス、時事トピックに関係するものがほとんどです。
貿易実務に関係するものは、十分に知識があれば解くことができますが、国際ビジネス、時事トピックに関係するものは、知らない単語が出て困ることがあります。
少しでも自分の語彙力を増やすことが大事です。