IATAディプロマの選択肢
IATAディプロマ試験は、3時間で100問を解かなければなりませんが、その問題は全て英語です。
といっても、それほど難しい英語は出題されません。
全世界同じ問題で実施されますから、英語が母国語ではない国の受験者もいるからです。
(私たち日本人もそうですね。)
しかしながら、やはり知らない単語は出てくるものですし、英語辞書の持ち込みは可であるものの、試験時間を考えると辞書を引いている暇がないという状況もあるでしょう。
IATAディプロマ試験は全て、A~Dの4つの中から1つを選ぶ4択問題です。
なので、わからない問題でも、なにかマークすると少なくとも1/4の確率で正答することになります。
ですから、どうしてもわからないとき、時間がないときでも、必ずいずれかの選択肢を「エイ、ヤー!」とマークして下さい。
ちなみに、そのエイ、ヤー!で正答する確率を少し上げるテクニックがあるので、ご紹介しましょう。
それは、選択肢の「偏り」から見て取れる傾向です。
上述のとおり、選択肢はA~Dの4つですが、選択肢「D」でしばしば出てくるのが下の3つです。
- Both X and Y
:XとYの両方が該当(XとYはA、B、Cの選択肢のうち2つ) - All of the above
:上(A~C)の全てが該当 - None of the above
:上(A~C)のどれも該当しない
これまでの試験を見ると、選択肢Dがこういうものである場合、これが正答であることが多いようです。
もちろん、絶対だというわけではありませんが、どうしてもわからない場合は、確率上はこれを選ぶと正答となる可能性が高いと言えるでしょう。
(ただし、このメソッドの活用は自己責任でお願いしますね。)