中部国際空港(セントレア)に行ってきた

アリタリア航空、中国東方航空、大韓航空の各機が並ぶ
先日、中部国際空港(セントレア)に行ってきた。
飛行機に乗るためではなく、18切符が1枚余っていたので行ったことがないセントレアに行ってみようと思ったのと、教材用の写真を撮影するため。
新しい空港だけあって、空港内部の導線がひじょうにスッキリしている様子。
また、飛行機に乗降する人たちの空港というだけでなく、ここを目的に遊びに来てもらうことも考えられえていて、かなり間近で飛行機を観覧できるスカイデッキ、大浴場などもある。
スカイデッキに上がったが、あいにくの悪天候・・・
(私がどこかに行こうとしたら、雨が多い)

飛行機の部品を積載しようとしているDream Lifter
しかし、各社の航空機が発着し、貨物の搭載、荷降ろしをする様子を見ることができた。
関空や成田よりも飛行機との距離が近い。
運が良かったのが、BoeingのDream Lifterが駐機していたこと。
この機体は世界に4機しかなく、また、日本ではセントレアでしか見ることができないレア機体。
この機がセントレアに飛来するのは、中部地方にBoeing 787などの飛行機部品を作る企業がたくさんあるから。
Dream Lifterは正式名称をBoeing 747-400LCFという。

後部を閉じようとしている
LCFというのは「Large Cargo Freighter」の略で、大型貨物用用の貨物機という意味。
Boeing 747-400とあることからわかるように、ベース機体は傑作旅客機Boeing 747で、それを航空機の翼などの大型部品を運ぶために改造したもの。
この機の特徴は、胴体部が大きく膨れ上がっていることと、機体後部が折れ曲がって貨物搭載口を大きく広げることができること。
(写真のとおり)
後部の開閉のためには尾部を支える専用車両、リフトと一体化した貨物搭載用車両が使われるが、今回はどちらも見ることが出来た。
離陸のシーンまで見たかったが、離陸は翌日だったらしく残念。
持って行ったデジカメも光学ズーム5倍のもので、ちょっと離れたところに駐機しているDream Lifterを撮影するには性能不足が否めなかった。
やっぱり飛行機を撮影するには光学10倍ズームぐらいは必要だなと痛感した今回だった。

UAE・アブダビのエティハド航空

コンテナタイプのULDが運ばれていく