貿易実務検定B級の問題別配点 その1
B級の各問題の得点配分を見て行きましょう。
B級は3科目に増えますので、貿易実務と、貿易マーケティング+貿易英語の2回に分けることにします。
貿易実務
- 問題1
正誤式(○×式) 10問、各3点
短い文章が提示され、その記述が正しければ○、誤っていれば×を選ぶ、正誤式の問題です。
C級のものよりも各文が少し長くなっていることで、引っ掛けポイントが増えていると言えます。 - 問題2
2択式 15問、各3点
短い文章中が提示され、その中の1部分に入る語をA、Bのどちらかで選ぶ問題です。
基本的には、1題に1問ですが、1題に2問入ることもあります。
これも、C級のものよりも、各文が少し長くなりますが、難易度はC級からそれほど上がっているわけではありません。 - 問題3
語群選択式 15問、各3点
45個の語群の中から、もっとも適切な用語を選んで回答する問題です。
ただし、C級のように文章中の空欄を穴埋めするのではなく、書類を読み取る、または、作成する演習方式の問題となっています。
設問は、書類内の記載項目がブランクになっているものと、文章内の空欄を埋めるものがあります。
契約書やL/Cなど元の書類から読み取るので、15問全部が連関していると言ってもよいため、ここで大きく崩れてしまわないように気をつけなければいけません。 - 問題4
四択式 10問、各3点
選択肢となっている文、または、語から適切なものを1つ選ぶ問題です。
正しいもの/誤っているものを1つ選ぶタイプの問題がほとんどですが、少ないながら問題文が説明している語はなにかを選ばせる問題もあります。
C級よりも各選択肢の文章が長くなっていること、四択になったことで、消去法が使いづらくなったことから、C級からB級への上昇で一番難易度が上がるのはここだとも言えます。
「何問落とさずに済むか」が勝負どころです。