シャクナゲの天ヶ岳へ
GWのとある1日、京都・大原の里10名山の1つ、天ヶ岳にハイキング。
「特定時期に登りたくなる山」というのはあるけど、この天ヶ岳はGWに登りたくなる山。
なぜならシャクナゲ(石楠花)の群生が見事だから。
その名もシャクナゲ尾根と名付けられたコースには、相当長い距離にわたって自生している。
ただ難しいのはシャクナゲが咲いている時期。
ほんの1週間程度なので、誰か週末登山の報告で「咲き始めてました」というのを見て、じゃあ今週末に!と思って登ると、もう咲き終わっていたりする。
今回はギリギリ間に合ったようだが、一番の盛りはおそらく3日前だったっぽい。
しかし「表の年」だったようで、白、薄桃、ピンクと色とりどりのシャクナゲが咲き誇っていた。
小出石の登山口からのルートはいきなり急登だが、今日は気候も良かったので歩いていて、ほんとうに気持ちが良かった。
このシャクナゲ尾根、最近知られるようになってきたようで、今年は登山口へのバスはほぼ満員だった。
(丁度いい時間のバスは1本しかない)
こんなに素晴らしい場所みんなに知ってほしいと思う反面、知られてしまうと自分が行きにくくなるなぁと思ったりもして。
なにせ相手が自然だから、時期未定で1週間だけの臨時バスって出してくれないだろうなぁ。

登山口。いきなりの急登。

大きく咲いた薄桃色のシャクナゲ

桃色のシャクナゲ

1本の木でもいろいろな色の花が咲くようだ