| −運賃算出の手順(2) 4.運賃を算出する運賃算出の手順(1)で判断した運賃種類別で算出する
 
        
      4-1.GCRの場合1.Tarriff Rate Table から、Chargeable Weightに該当する適用Weight Levelの運賃率(1kgあたり)を見る
 航空会社の指定があればその運賃率を使うことに注意
 
 2.Chargeable Weight × 運賃率 で運賃を算出する
 端数が出た場合にはRound Offする(候補1)
 
 3.適用Weight Levelの次のWeight Levelの最低重量(みなし重量)を見る
 ※次のWeight Levelの設定がない場合は無用
 
 4.みなし重量 × そのWeight Level での運賃率で運賃を算出する
 端数が出た場合にはRound Offする(候補2)
 
 5.候補1と候補2の金額を比較し、低い方を候補3とする
 
 6.候補3をMinimum Chargeを比較し、高い方が適用運賃となる
 
      4-2.SCRの場合1.Tarriff Rate Table から、当該Item Numberで、かつ、Chargeable Weightに該当する適用Weight Levelの運賃率(1kgあたり)を見る
 航空会社の指定があればその運賃率を使うことに注意
 
 2.Chargeable Weight × 運賃率 で運賃を算出する
 端数が出た場合にはRound Offする(候補1)
 
 3.適用Weight Levelの次のWeight Levelの最低重量(みなし重量)を見る
 ※次のWeight Levelの設定がない場合は無用
 
 4.みなし重量 × そのWeight Level での運賃率で運賃を算出する
 端数が出た場合にはRound Offする(候補2)
 
 5.候補1と候補2の金額を比較し、低い方を候補3とする
 
 6.候補3をMinimum Chargeを比較し、高い方が適用運賃となる
 
      4-3.Class Ratesの場合1.TACT Rules 3.7.CLASS RATES から、当該運送品目・路線から適用Rateを算出する。
 通常はNormal GCR(N.Rate) or Applicable GCR(Q.Rate) × ○○% という算出方法になっている
 ただし、例外(Exceptions)が多いので注意する
 端数が出た場合にはRound Offする
 
 2.「GCR適用の方が安くなる場合は、GCRの運賃率を適用」などの例外がないか確認する。
 (N.Rate ×○○%という場合に起こりうる)
 
 3.Chargeable Weight × 運賃率 で運賃を算出する
 端数が出た場合にはRound Offする(候補1)
 
 4.適用Weight Levelの次のWeight Levelの最低重量(みなし重量)を見る
 ※次のWeight Levelの設定がない場合は無用
 
 5.みなし重量 × そのWeight Level での運賃率で運賃を算出する
 端数が出た場合にはRound Offする(候補2)
 
 6.候補1と候補2の金額を比較し、低い方を候補3とする
 
 7.候補3をMinimum Chargeを比較し、高い方が適用運賃となる
 ただし、Minimum Chargeの適用にも、Class Rateの優先適用などの例外がある場合もあるので注意する
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