大和葛城山のツツジ大群落

今日は、大和葛城山(標高960m)に。
この時期のこの山は、「一目百万本」とも言われる山頂付近のツツジ(躑躅)の大群落が見頃を迎えるので有名。
 
葛城山の登山道は沢山あるのだけど、山の西側にある水越峠から登ることに。
水越峠に来るには、近辺をカバーする金剛バスを使うのが定番だったが、一昨年にバス事業自体廃止になっている。
そのため、登山口周辺には路上駐車をする車でいっぱいになっていた。
 
9時より登山開始。
このルートは金剛山系の縦走路ダイヤモンド・トレールの途上にあるので、通称ダイトレルートと呼ばれる。
2月にBS朝日の番組「そこに山があるから」では南野陽子が使っていた。
尾根に出るまで階段の急登が続くが、野鳥がきれいな声でしきりにさえずっているので励まされる。
木立の中を歩くため景色はあまりないのが、残念だけど。
 
1時間半ほどでツツジの大群落エリアに到着。
ロープウェイでも来れるので、カメラを構えた多くの人(中には犬連れの人も)が散策をしてた。
上から眺めることができる場所では万博会場並(笑)の人。
これだけの人が来るのは例年この時期だけ。
しかし、それだけの人が訪れるだけの価値がある紅色の広がりを見ることができた。
 
このツツジ、人工的に植えたものと思っていたが、自生のものという話もありで、確かに山頂付近だけなく、登山道のあちこちでも咲いていた。
 
帰路は別ルート、櫛羅の滝ルートで下山。
ここは登山口にバス停あるので葛城山で一番の主要ルートなのだが、数年前に山道の崩落があったため閉鎖され、復旧の話も聞かないのでここを使うことのみならず、この山に登ること自体が遠ざかっていた。
しかし、YAMAPを見るとかなり多くの人が使っているので、もう大丈夫なんだろうと判断。
実際、旧道を排して横に新道を作るとともに手すりなどを整備することで復活していた。
奈良県なのか御所市なのかはわからないのだけれど感謝。
こちらも相当の急登&階段地獄なのだが、今度はこちらから登り始めてもいいかも。

水越峠のダイトレルート登山口

水越峠のダイトレルート登山口

一目百万本の風景がこれ

一目百万本の風景がこれ

上からの眺望を求めて連なる多くの人

上からの眺望を求めて連なる多くの人

かなり赤味が強いツツジ

かなり赤味が強いツツジ

ツツジ群生の向こうにどっしりと構える金剛山

ツツジ群生の向こうにどっしりと構える金剛山

山頂名物の郵便ポスト

山頂名物の郵便ポスト