第59回(令和7年)通関士試験の受験要項が発表されました
昨日7月1日、今年の通関士試験の受験要項が発表されました。
詳細はこちら(税関ホームページ)のとおりです。
今年の試験日は予想通りの10月5日(日)です。
まだ3ヶ月もあるので、着実に学習してきた方ならそれほど焦る時期ではないものの、こうして公式発表が出ると気が引き締まるものです。
通関士の願書(試験要項一式を含む)の入手には、税関に郵送での送付を請求される方が多いかと思われます。
企業や学校でまとめて入手してもらう方は別として、個人で願書を入手される方は、自分で税関に請求しなければいけません。
発送申込みがウェブでできないので、請求用と返信用封筒用ふたつの郵便代がけっこうかかってしまうのが困りものです。
郵便料金もかなり値上がりしていますので。
もしお近くに大型書店があるようでしたら、そちらで配布していないか照会してみるといいでしょう。
昨年は、紀伊國屋書店やジュンク堂書店、くまざわ書店 などで配布していたという情報があります。
願書配布期間と受験申込期間が離れてて、かつ、日数に余裕があるので、例年「申し込むのを忘れていた!」とギリギリになって慌てる人がいますのでご注意を。
なお、試験の形態ですが、例年どおり7月1日の受験要項発表です。
公表された要項を見ても、実施形態、得点配分は昨年と大きな変化はないと見ていいでしょう。
(以前、実施形態が変わったときは6月1日に事前告知的な発表がありました。)
昨年の受験案内から「電卓で使用が認められる機能」が加わっていますので、これは確実に確認しておいて下さい。
それ以前は延滞税の計算問題で「日数・時間計算機能」を使っていいのか曖昧だったのが、問題なしと明確に示されたのはありがたいことです。
これに限らず、使える機能があるならどんどん使って通関実務科目での解答時間のスピードアップを図りましょう。
なお私としては、申告書問題の解答スピードアップに「Mキー」を使いこなすことをおすすめしています。
最近は電卓を使う機会も減っていますので、つかいこなせるように練習を積んでいきましょう。
合格発表は今年も、まずは11月11日(火)に合格者の受験番号のみを税関ホームページで発表、11月28日(金)に合格者の受験番号と氏名を官報で公表するとともに合格証書発送という二段構えです。
あまり官報は購入される方はおられないと思いますが、ウェブ官報でご覧いただけます。
ここに名前が掲載されるように、頑張って学習を続けていきましょう!