台湾と日本には同名駅が32もある

再び台湾ウィークのトークイベントに。
今日のテーマは鉄道写真家の村上悠太さんによる「台湾でふれる『鉄道のロマン』」というもの。
私は鉄ちゃんではないが、なんでも特製ボードゲーム(非売品)がもらえるというので、ボドゲ好きとしては行かねばなるまい!と。
 
鉄ちゃんではないとは言ったが、トークはとて面白いものだった。
車両や風景、旅情などいろんな面から台湾での鉄道旅行の魅力を熱く語って下さった。
※しゃべくりを仕事としてる私の目線でも、参加者を引き込むトークのうまい人だと思った。
 
もちろん今日も台湾観光局の共催なのだが、そもそもなんで台湾観光で鉄道がテーマのイベントなのかというと、日台の鉄道には深い縁があるから。
日本統治時代に多くの路線が敷かれたのはもちろんのこと、今でも車両に日本製のものは多い。
台湾新幹線は日本製だし、台湾で走っているSLと山口県で走っているSLは姉妹列車協定を結んでいる。
しかし、それ以上に強調されているのが、日本と台湾で同じ名前(漢字)の駅が32駅もあるということ。
台湾鉄道は日本の鉄道会社20社以上と提携していたり、「台日同名32駅」として、スタンプラリーを始めとして様々な交流キャンペーンが実施されているらしい。
愛媛の松山駅と同じ台湾の松山駅にはこれを記念した交流館まであるそうだ。
(それに引き換え、日本側には駅に看板があるだけなのが残念だとも言っていた。)
 
実は今回の「お土産」であるボードゲームも、この同名駅に関するもので、その名も「台日32同名駅ボードゲーム」というもの。
行政が作るものだからネタにはなるだろうけど大したものじゃなかろうと高を括ってたのだが、パンフレットなどが入ったバッグにはずっしりと重い大箱パッケージが。
帰宅してから開けてみると、本格的なコンポーネントから成るボードゲームが入っていた。
画像を見れば、知っている人はすぐにわかるだろうが、かの名作ゲーム「モノポリー」のアレンジ版。
モノポリーでは町の地所が売買されたのに対して、駅が売買されるという形らしく、それにいくつか特別なルールが加味されている。
 
いやぁ台湾観光局さんすごい!
やっぱり行ってあげなきゃいかんな。

ずっしりと重いパッケージ

ボードゲームのコンポーネント一式