貿易のクレームは時代を選ばず

大英博物館に展示されていた3750年前のメソポタミア文明の石版(粘土板)に書かれていた文章が解読されたそうです。
以前からNanniという人物から、貿易商であるEa-nasirという人物に送ったものだということはわかっていたのですが、より詳細に解読した結果が出たわけです。
その内容は、銅のインゴットを買ったNanni氏が、品質の悪さに腹を立てて、「粗悪品すぎるから金を返せ」とEa-nasir氏に要求したもの。
つまり、品質クレームを提起するものだったわけです。

貿易では、「数量クレーム」「品質クレーム」「決済クレーム」が3大クレームと言われますが、約4000年前から、貿易ビジネスのクレームは変わらない、やれやれ、ということですね。

でも、このトラブルは解決したんでしょうかね?(I)

(Youtubeより)