(国際資格(DIPLOMA))
航空貨物運送に係る、業務知識、スキルを認定する国際資格です。
国際航空運送協会(IATA)が認定する、世界中で通用する国際ディプロマで、航空貨物代理店にはこの資格の保有者がいなければなりません。
基礎(CARGO INTRODUCTORY COURSE)、上級(CARGO RATING COURSE)、危険物(DANGEROUS GOODS INITIAL)のコースがあります。
IATAからのテキストによる通信教育を受講して受験するという形式をとっています。
受験資格は特にありません。
(旧 IATA-FIATAディプロマ)
試験実施団体
国際航空運送協会(IATA)
http://www.iata.org/index.htm
日本での試験実施団体(一般受験を受け付けている団体)
(一社)航空貨物運送協会(JAFA)
http://www.jafa.or.jp/
試験実施日
基礎コース 3月、9月
危険物コース 3月、6月、9月、12月
※日本では現在、上級コースの試験は実施されていません。
受験には、JAFAを通じてIATAへの「受講登録」が必要となります。
受講登録は試験の約4~5ヶ月前に行われ、登録がないと受験申込みができません。
詳細は試験実施団体の試験案内を参照のこと。
※グローバル・ビズ・ゲート > 国際航空貨物取扱士講座 > IATAディプロマ、ディプロマ試験とは
試験会場(実施都市)
札幌、仙台、成田、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、岡山
(試験回によっては実施されない会場もあるので、詳細はJAFAのウェブサイトを参照のこと。)
受験料
基礎 57,500円 (税込)
危険物 53,000円 (税込)
(自習用テキスト代および2回分の受験料が含まれています。)
過去問題の入手方法
過去問題は非公開。
なお、(一社)航空貨物運送協会(JAFA)のサイトに、練習問題集及び解答集が掲載されています。
その他の情報
-試験について
試験問題は全て英語です。
基礎コースに合格していなくても、危険物コースの受験はできます。
-平均合格率
基礎 70.0%
危険物 60.0%
-危険物コースについて
資格有効期間は2年です。
2年毎に更新コース(DANGEROUS GOODS RECURRENT) に合格する必要があります。
-事前講習会
試験前に事前講習会が開催され、問題演習をすることができます。(講座ではありません)。
事前講習会の参加費用は、上記の受験料に含まれています。